デスクトップからノートになったパソコンの経緯

ノートパソコンが登場する経緯と起源は1980年代にまで遡ります。

当時のPCはいわゆるデスクトップ型の他に、デスクトップ型を可搬型にした一体型デスクトップPCの開発競争が盛んでした。

しかし重量が非常に重いものになったり、画面を内蔵する都合上形状が大型になりがちで、可搬型パソコンといっても実際は車で運搬することが前提になるようなものが多く見受けられました。

転機が訪れるのは、画面を薄型にする技術の登場です。

可搬型パソコンでは画面を薄型にする技術を用いることで、画面部をキーボードの蓋として閉じる形状が開発されます。

この形状は、膝の上で利用することができることから「ラップトップ型PC」と呼ばれます。

1980年代の終わりには、このラップトップ型PCを「より小さく」「より軽く」というニーズに加え「バッテリーで駆動する」という技術も加わります。そしてサイズをA4サイズ大にまで小型化しバッテリー駆動も可能となる「ノートパソコン」が登場しました。

その後ノートパソコンは一般的にも広く認知され、今ではPCの標準的な形状の一つとして定着しています。

現在でもその経緯上デスクトップ型の代わりとして社内や家庭内で少しだけ動かすといった利用スタイルを前提にした大型のものから、長時間バッテリー駆動による屋外や電源確保が困難な場所でも利用が可能な小型・モバイル指向のものなど細分化され、現在に至ります。